会社設立Ｑ＆Ａ:辻野毅眞税理士事務所

会社を設立するまでにかかる期間はどれくらいですか？

約２週間～約３週間です。

上記の期間は会社設立に必要な事項（会社設立の流れ参照）が決まっていて、かつ、司法書士に設立登記を依頼した場合の期間です。
御自身で登記申請を行うことも可能ですが、その場合にはかなりの時間を要します。

会社を設立するための費用はいくらくらいかかりますか？

３０万円前後の費用がかかります。

上記の金額は、あくまで会社を設立する為に要する費用です。
定款で定めた資本金は当然の事ながら準備する必要がありますし法人の実印、銀行印、認印等も必要となります。

会社を設立するための費用はいくらくらいかかりますか？

税務署へ個人の廃業届、法人設立届、その他必要な届出と、各都道府県・各市区町村へ法人設立届の提出が必要になります。

税務署・県税事務所・市町村役場で所定の書類を取り寄せ設立した法人の定款及び謄本の写しを添付して提出します。
その他に、社会保険事務所・公共職業安定所で所定の手続きを行います。

法人組織の場合、利益がでなくても税金が発生すると聞いたのですが。

法人県民税と法人市民税は必ず発生します。

法人を設立すると、法人税・法人事業税・法人県民税・法人市民税がかかってきます。基本的には利益に対する課税となりますが、法人市民税と法人県民税は利益がでなくても法人の維持費として一定の税金がかかります。
愛知県の場合、法人県民税として２万１千円、法人市民税として５万円の合計７万１千円がかかります。

会社の設立前に購入した備品等は経費として認められますか？

認められます。

会社設立前の支出であっても、設立後の会社の経費とする事が出来ます。
領収証等の宛名はこれから設立する会社名でも、代表者の個人名でもかまわないので大切に保管しておきましょう。